2006年08月15日

インフルエンザ 2

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◆ やぶ医師のひとりごと           第 2号  ◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 18年1月17日発行 購読者数0名
──────────────────────────────


皆さん、こんにちは。

循環器内科医Dr. Iと申します。


このメルマガは現役の医師であるDr. I

健康、病気、病院等に関する情報を、

発信することを目的としております。



医師でないとわからない病気や薬、

病院
などの専門的な知識のこと。

大学病院病院医者の世界の裏話などを含めて

あまり堅苦しくならずに話をしていきますよ!



-----------------------------------------------------------------
 
第2回の今日は大好評?の前回に続いて、

今回も風邪インフルエンザについてです。

ところで、風邪っていったい何なんでしょうか。

風邪を知らない人はいないと思いますが、

医学的な風邪の定義を知っている人は少ないかと思います。

医学的に風邪症候群とは、

ウイルス感染によって生じる上気道の急性炎症。」

です。



上気道というのは、要は喉や鼻で、

そこに炎症が起こると喉が痛くなったり、咳や鼻水がでたりします。

急性というのは一週間とか二週間で良くなるということですね。

まさに、風邪って感じですよね。

具体的な原因ウイルスとしては

ライノウイルス、アデノウイルス、コロナウイルス等があります。



夏風邪なんかはエコーウイルス、コクサッキーウイルスが

原因の場合が多いです。

子供だとロタウイルスやRSウイルスが多いです。

これら以外にもあり、数十種類位の風邪の原因ウイルスがあります。



一方、インフルエンザインフルエンザウイルスが原因で

上気道感染を起こし、高熱を出す病気です。

広い意味ではウイルスが原因の上気道感染なので、

インフルエンザ風邪の一種なのですが、

一応インフルエンザ風邪は別物として扱う場合が多いです。

インフルエンザとただの風邪は症状も違うのですが、

大きく違うのは治療です。

十年位前までは基本的にはどっちも安静にしているしか

なかったのですが。



インフルエンザはここ数年で、タミフルという

抗ウイルス薬ができたので、それを飲む場合が多いです。



ちなみに日本だけで世界の70%タミフルを消費しています。

風邪の場合は今でも対症療法しか治療はありません。

対症療法というのは、熱が出たら熱を下げる、

咳が出たら咳を止める、というようなその場しのぎの治療です。



前回のメルマガでは風邪インフルエンザの違いは、

インフルエンザ高熱がでる事と書きました。

しかし、風邪でも高熱がでる場合もあります。

それは、風邪気管支炎や肺炎を合併した場合です。

気管支炎や肺炎は、最近が気管支や肺に感染して、

結果的に熱をだします。



こうなったら、早めに病院に行った方が良いです。

風邪抗生剤を投与しても、ウイルスが原因なので

意味がないのですが、この二次感染予防のために

風邪でも抗生剤を出す医師もいます。

古い先生や開業医で自分の所で薬を出している病院なんかは、

出すこともあるようです。

ちなみに、先進国の中で、風邪抗生剤を出す国は日本しかありません。

当たり前ですよね、風邪には効かないんですから。

と、いうことでとりとめなくなってしまいましたが、

今回は風邪インフルエンザの違いについてでした。



あくまでも、一般論ですから。

風邪だけで高い熱が出ることもありますし、

インフルエンザで熱が出ないこともありますからね。

  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                        
【今日のまとめ】                                         

風邪とは、ウイルス感染によって生じる上気道の急性炎症である。

風邪インフルエンザでは治療が違う。
 
 風邪は対症療法のみ。

 インフルエンザには抗ウイルス薬がある。

風邪でも気管支炎や肺炎が合併すると、高熱が出る。

 そうなったら、早めに病院へ。
                 
風邪ウイルスが原因なので、抗生物質は効かない。
          

  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



【編集後記】

今回は前回に引き続き、インフルエンザ風邪についてでした。

前回のメルマガで、文章が長すぎて読みにくいという

貴重なご意見をいただきました。



今回はその意見を取り入れて、なるべく短くしたつもりです。

このようなご意見も含め、どんな意見でも待っていますので、

何か気になることがあれば、ご意見待ってまーす。


==============================

購読ありがとうございます。

発行者 Dr. I







posted by Dr. I at 22:31| Comment(2) | TrackBack(0) | インフルエンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
<% content.title %>
<% content.header -%>
○リンク集
健康、病気なし、医者いらず

「やぶ医師のつぶやき」〜健康、病気なし、医者いらずを目指して

産婦人科医てんつゆのしょーもない雑談

ドロップアウト産婦人科医の生活

一念発起!医者の卵の医雑学・奮闘日誌

女医ななこのひとりごと

mameta医師の共働き育児日記

やな社長の健美中心

子持ち整形外科医のつぶやき

Dr.半熟卵のつぶやき〜産婦人科医の日記〜

女医日記

「ハート・コンシャス」,心の病気になる前に

心と体にやすらぎを♪医食同源倶楽部

横着者の健康法

その症状!起きろ糖尿病予備軍

明日もナース

毒舌!医療と生物をやさしく読み解く入門

ナースマンの病棟日誌

代替医療ドットコム

カブシキ

代替医療ドットコム

研修医うさこのどたばた奮闘記

新米ブロガーでも稼げる!究極ブログアフィリエイトテクニック

いなか小児科医

うっかり女医ゆきの(裏)精神科日記

一滴の血液があなたを救う

伊関友伸のブログ

34歳医者のガン漂流!operation!

女医風呂 ♪医学部&病院ないしょ話♪

ザウエリズム

外科医の育つまで

開業医 つれづれ日記

整形外科医Dr.フーの超メッ!

ぜんそく大辞典、ぜんそくクイズ

<% /loop -%> <% content.footer -%>
<< 2006年08月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
カテゴリ
日記(0)
インフルエンザ(2)
心筋梗塞(1)
糖尿病(0)
高血圧(0)
高脂血症(0)
肥満症(0)
生活習慣病(0)
高尿酸血症と痛風(0)
無料レポート(3)
熱中症(1)
新着記事
(04/15)心筋梗塞
(08/21)熱中症1
(08/15)インフルエンザ 2
(08/01)日本一わかりやすい!「糖尿病」
(07/30)無料レポート集、医療系2
過去ログ
2007年04月(1)
2006年08月(3)
2006年07月(2)
2006年06月(1)
最近のコメント
心筋梗塞 by どきんちゃんメール (02/17)
心筋梗塞 by 世界プルルン滞在記 (02/15)
心筋梗塞 by デ コ ログ (01/24)
心筋梗塞 by 阪神ジュベナイルフィリーズ (12/03)
心筋梗塞 by おっぱい (09/23)
最近のトラックバック
心筋梗塞 by まげフ(12/02)
心筋梗塞 by ふりす(11/30)
心筋梗塞 by アレルギー情報ナビゲーション!!(06/27)
インフルエンザ 創刊号  by 医薬品のマメ知識(08/15)
記事検索
 

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。